「すべての人のための結婚」 同性間の婚姻が可能に

Symbolbild zum Thema Homosexualitaet 画像を拡大 (© Thomas Trutschel/photothek.net )

ドイツでは将来、同性同士の結婚が可能になります。ドイツの連邦議会(下院)は、6月30日(金)に超党派の賛成多数で(393票対226票)この法案を可決しました。この「すべての人のための結婚」によって、ゲイやレズビアンの人々の婚姻が、全ての分野において異性間の婚姻と同等となります。

ドイツでは、2001年以来、同性のカップルのために「法的パートナーシップ」の制度があります。この制度は立法機関とドイツの最高裁である連邦憲法裁判所(在カールスルーエ)により、既に何年にもわたり、ほぼ全ての分野において婚姻関係と同等に扱われています。連邦憲法裁判所は、法的パートナーシップと異性間の婚姻が平等となっても、ドイツ基本法で国家の特別な保護下にある伝統的な異性間の婚姻の権利を微塵も損なうものではないとの判断を下しています。同性婚の平等に向けた殊に重要な一歩となったのが、2013年の税法上の平等でした。今回の連邦議会の決議まで平等が保証されていなかった重要な分野が、養子縁組の権利でした。

Freundinnen 画像を拡大 (© Ute Grabowsky/photothek.net) 今回の国会の議決によって、ドイツは異性間と同性間の婚姻の完全な平等を認めた世界で23番目の国となりました。アジアでは、台湾の最高裁判所のみが、2017年5月末に異性間と同性間のカップルの不平等を憲法違反と判断し、2年のうちに法律を改正するよう議会に求めました。日本でも、いくつかの自治体、中でも最初に渋谷区が2015年に同性のカップルのための条例を制定し、パートナーシップ登録を認めました。日本の自治体の決定は、主に賃貸契約や入院の際の面会や情報提供を規定しているものです。